ヘブバン　HEAVEN BURNS RED　評価と向いているプレイヤーについて

2022年2月10日に正式リリースを開始した、ヘブンバーンズレッド（以下ヘブバン）ですが、概ね好評のようです。まだやってない人や、気になっている人にどういった人におすすめか、どういったゲーム内容なのか簡単にまとめて行きたいと思います。

※ネタバレなし

ヘブバンとは

ヘブバンは正式名称HEAVEN BURMS REDといい、2022年2月10日にリリースされたアプリゲームになります。

クラナド、エンジェルビーツなどを手掛けた、Key麻枝　准さんが描く15年ぶり新作としてリリースされました。ゲームの製作も、消滅都市などのクオリティの高いゲームを製作しているWright Flyer Studiosが手掛けており、きれいでぬるぬるした動作をしてストレスなく楽しませてくれます。特にストーリーの評価が高く、公式にも、「最上の切なさを。最後の希望を託された少女の儚き群像劇をぜひお楽しみください。」とあり、ストーリーがとても作りこまれた作品になっております。天国の赤い火傷とはいったい何を意味するのか。以下は公式のストーリーです。

謎の生命体「キャンサー」に襲われた地球は危機に瀕していた。「キャンサー」にはこれまで人類が生み出してきた兵器による攻撃が一切通じず、撃退する術を持たない人類は、敢えなく敗退した。土地は放棄され、様々な国が戦禍に消えていった。今では陸地の大半は「キャンサー」の支配下である。

人類に残された時間は少なく、絶滅も覚悟したとき、ひとつの新兵器が開発された。それこそが決戦兵器「セラフ」。それを装備した者だけが「キャンサー」に効果的な打撃を与えることができた。人類は「セラフ」を操る術を手にした者たちをかき集め、最後の希望を託してセラフ部隊を設立した。「セラフ」を操れる者はひとつの共通項を持っていた。何かしらの才能を持った少女たちであることだ。茅森月歌もその一人。彼女もまたキャンサーとの戦いに身を投じていく。

ヘブンズバーンズレッド公式サイト　ストーリーより引用

ゲームシステムについて

ヘブバンは大きく分けて3つのゲーム構成でできています。

ストーリーパート、アドベンチャーパート、バトルパート

ストーリパートでは日ごとにストーリーが展開します。基本的にはストーリーを進めるのですが、その中で、仲間との交流を深めたりることができます。ダンジョン探検や自分のセンスを高めることができるアドベンチャーパート、敵であるキャンサーとの戦闘をして経験値やアイテムをためるのバトルパートと別れており、無料とは思えないほどどれもよく作りこまれています。

特にストーリーパートはキャラクターフルボイスに面白い掛け合いも多く、セリフの選択肢によってステータス変動や、セリフが変わったりなどとてもよくできています。普通にADVのゲームとしてやりたいくらいです。

アドベンチャーパートもカフェテリア、時計台、アリーナ、映画館、ダンジョンなどさまざな探索場所があり、飽きさせません。

戦闘は基本的にオート戦闘に対応しており、操作せずに戦うことができます。アリーナなどでレベル上げが可能ですが、一度勝てれば、省電力モードで自動で周回してくれるので仕事中や授業中は放置でOKです。最初はスキルやスタイルと呼ばれる技の育て方を覚えるのに少し苦労しますが、難しい操作もいらないのでとてもやさしいゲームだといえるでしょう。

このゲームに向いている人

それでは、プレイしてみてどういった人がおすすめなのでしょうか。

・Key作品をプレイしている人

・ライトノベルが好き

・RPGやアドベンチャーゲームでシナリオをしっかり聞くひと

・SFが好き

・学園アニメが好き

・悲しい、感動するストーリーが好き

・マメにレベル上げ（放置）ができる

・ちょくちょくプレイしない人

といったことが挙げられると思います。

このゲームに向いていない人

逆に向いていない人はというと

・ロボット系が好き（SFなので許容範囲かも）

・ストーリーに興味がない

・アクションをバシバシしたい

・かわいい女の子たちに興味がない

・悲しい話が嫌い

・頭脳派ゲームではないと思います。

まとめ

ヘブバンを初めてまだ数日ですが、概要と感想をまとめてみました。

基本的にはストーリーを楽しむゲームのなので、ゲームの要素だけだと少し物足りない可能性があります。戦闘もそこまで難解な操作やタイミングも必要ないですし、オフラインですので、ひたすら時間をかけてマメに育てて、ストーリーを進めることが好きな人にとてもおすすめな作品です。

ストーリーは私はKeyらしくてとても好きです。

ぜひプレイしてみてはいかがでしょうか。