【注意】水道業者にぼったくられそうだった話

日常メモ

皆さんはご自宅で起きた水道の故障は、どこに頼んでいるでしょうか。ほとんどの方はまず、芸能人などを起用したCMなどを思い出し、そこへ連絡するのではないでしょうか。私の親もその一人で、そこに電話したそうなのですが、そこの業者さんがあまり高額な見積をだしてきたので相談がありました。

その内容は少し知識のある私からみたらとんでもない内容でした。皆さんも同じことになりかねませんので、是非参考にしていただければ幸いです。

水道業者を呼んだ経緯と見積までの流れ

私の親の家、(実家)は一軒家なのですが、給水配管、給湯配管がそれぞれ別になっており、今回は給湯配管に穴が開いてしまったため、修理を依頼しました。

翌日、業者さんの営業マンが来て見てくれたのですが、古い家のため、床下へ入る方法がありませんでした。そのため、床下で配管が直せないので、給湯の配管が全部を新しくするとのことになり、見積をすることになりました。

家の床下は通せないので、外壁に沿って配管し、各給湯のポイントまで配管するという内容で、総延長は60mほどになりました。

親も給湯の漏水程度の直しで大げさでは?と思ったそうです。内心10万くらいかな?と思っていたところ、見積提示金額はなんと70万円(値引き-5000円込み)。これにはさすがに親もびっくりし、私に相談がありました。

見積内容について

後日、私が実家に帰り見積の内容を確認したところ、配管はポリブデン管60mを計上しており、総額30万円。まずここで、「は?」と私は思いました。労務費(工事費用)は配管工事、外装固定、外壁穴あけなどもろもろ30万円、そのほか諸経費10万円といった内訳でした。

正直、「これの見積内容でお願いする人いるのか?」と思うほど、ひどい見積でした。しかし、営業マンはいつもこのくらいでお安くやっています!といった表情。こうやって情報に疎い高齢者から儲けているのかなと感じました。

どうやら見積している人と営業マンは全く別の業者さんのようなので、こっそり見積をした業者さん(おそらく職人さん)に聞くと、半分は元請の水道業者(CMしてる会社で営業マンの会社)が持っていくのでこれくらい乗せないと利益がないとのこと。この高い費用が広告費に消えているのかと合点がいきました。

それでも半額にして、もう少し絞ってもらえば、適正レベルだろうか・・といったところ。もしこれで水がドバドバでていて大惨事だった場合、すぐに頼みたいと払ってしまうのでしょうね。情弱を狙った商売おそるべしです。(ちなみに大体の一軒家には開閉用バルブがあるので、そこ閉めれば止まりますので焦る必要はありません。)

見積をもらったら気を付けてほしいこと

もちろん、すべての業者さんがこんな高額な工事費を請求しては来ないでしょうが、頼むところがない人はどうしてもテレビなどでよく聞く業者さんに依頼してしまいがちです。そこで、必ず調べてほしいのですが、

もし見積をしてもらったら、見積内容を調べましょう。

わかりやすいのが、工事材料です。配管の名前を調べればすぐにヒットします。それがネットよりは高いと思いますが、あまりにも高い場合は、注意が必要です。今回で言えばポリブデン管は1巻40mで3万円程度でしょうか。残りの27万は配送料ですかね?(笑)

次に労務費(工事費用)ですが、こちらは、工事業者さんによって考え方や作業内容が違うので一概に高いかどうかはわかりません。ただ、工事費の算出には人工計算とういものがあり、1人工20000円程度(工事業種によって違います)ですので、もし30万と言われた場合、約15人がこの工事に関わるということになります。作業日が1日の工事に15人が一軒家の水道工事にくるでしょうか。おそらく来ません。せいぜい3人程度でしょう。

とは言ったものの、あくまで人工計算は目安なので、高いとは言えません。心配な場合は他の業者さんからも見積を取りましょう。電話で聞く業者さんだけでなく、地元の水道業者さんなどがおすすめです。地元なので、仲良くなればいろいろと便利です。

結局地元の工事屋さんに依頼

結局はこの業者さんには頼まずに、私の知っている業者さんに依頼しました。配管工事も外をいちいち回すことはせず、洗濯機パンをどかし開いた穴から床下へ入ってもらい、施工をしていただきました。

外に不格好な配管ができずに給湯配管をすべて更新することができました。

しかも費用は1/10程度で済みました。

今回は私の知っている優良な業者さんで日頃からお世話になっていることもあり、かなり安くしてもらった可能性もありますが、最初のCMしている業者さんの見積の話をすると、「さすがにそれはぼったくりでしょ」と言ってました。

やはり、テレビに出ているから安心とはいかないようです。その高い広告費用がどこから来ているのか、考えさせられる一件でした。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は私の実録ですので、あまりネットにもない話かもしれません。焦る気持ちはよくわかるのですが、いったん落ち着いて、水道業者さんは選ぶようにしましょう。

もし、いい業者さんと会えれば、いろいろな相談にものってもらえますし、安心です。

今日のまとめ

「有名は安心ではない。」

それではよい一日を。

プロフィール
この記事を書いた人

イコエノブトです。
平日、サラリーマンをやりながら、ゲームをやめられないインドア人間です。ゲーム、読書、旅が好き。

社会人経験の浅い方に、私のようなダメ社員にならないよう、自分が成長できたこと、勉強したこと、感じたことを書いています。

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