仕事において大事なものは何でしょうか、正確性、独創性、専門性、コストといろいろと考えることができるかと思います。確かにどれも大事なものではあると思います。
ですが、仕事において一番最初に大事な考え方は、俊敏性です。
これは、運動神経の話ではなく、仕事に取り掛かる速さ、レスポンスの速さなど行動するまでの俊敏性が大事ということです。(課長に呼ばれてすぐに到着する俊敏性もあると、評価的には好印象かもですが・・・笑)
俊敏性について
仕事をする上で、ミスをしない、オリジナリティや、スペシャリストとしての提案など、大事なポイントはあります。
しかし、すべてのことにおいて一番最初に大事にすべきことはスピードです。
仕事が来て、早く仕事に取り掛かればミスをしてないか確認する時間が取れますし、じっくりオリジナルな提案を考えることができます。
つまり、一にスピード、二にスピード、三四にスピード、五にコスト、六以降にその他を肉付けして考えるほうが、仕事の質を上げ、早く終わらせることができます。
俊敏性を意識してよかった点・悪かった点
よかった点
- 早く仕事に取り掛かり、自分的にも気持ちに余裕ができる
- 優先順位がつけられる
- 今日までに必要な仕事が分かるので、早く帰れる
- ミスが減る(確認できる)
- レスポンスがよくなり、周りの人の評価が上がる
悪かった点
- 完了するベクトルを間違えると、時間の無駄になってしまう
悪かった点も、俊敏性を重視していれば、修正する時間があるので問題はないですが・・
仕事が終わらない人は判断力のスピードを上げる
仕事が終わらない人は、大概後回しにしてしまい、最後に追い上げる人が多いです。夏休みの宿題などを最終日に一気に終わらせるタイプです。
そういった方は、私もそうなのですが、計画的に少しずつ進めることはできません。たぶん。
なので、まず、仕事が来た段階でいつまでにここまでやれば大丈夫とういうことを判断する必要があります。(取り掛かる俊敏性)
メールや資料を確認して、これなら、二時間あれば終わるな・・と判断をしてください。
そうすることで優先順位がつけられ、今やるべき仕事に全力で取り掛かることができます。
あれもしなきゃ、これもあった・・などと考えていると作業効率も下がり、いいことはありません。
仕事が来たら、すぐにいつまでにやるかを決めることを意識してください。
また、仕事が終わらない人の中には、メールや電話など数分で終わることを後回しにする人がいます。
すぐに返信が可能であるならば、そのメールを見た瞬間に対応しましょう。(レスポンスの俊敏性)
そうすることで、返信、連絡忘れを防ぐことができますし、頭の中から切り離すことができるため、作業効率を上げることができます。
これを意識することで、私もほぼ定時に帰ることができるようになりましたのでとても有効だと思います。
スピードを意識する
早く終わらせることによって修正ができることも大きなメリットになります。
5日で終わらせる仕事を、2日で作成し、提出します。粗削りでも大丈夫です。
「完全にはできてないですが、このような方向で考えてます」と上長に見せましょう。
上長が確認することで、自分の考える方向性が問題ないことや、クオリティを上げることができます。
これを5日ギリギリで提出した場合、修正する時間がなく、質の悪い仕事になってしまうか、徹夜することになってしまうでしょう。
組織で動いている場合、ほかの人が確認する時間を意識する必要があります。
5日で終わらせるの本当の意味は、あなたが終わらせるのではなく、5日後に会社の許可を得て、世に出せる状態にすると思いましょう。
そのためにはスピードが大事なのです。
まとめ
仕事がうまくいかない、ミスが多いという人の中には、スピードを意識することで改善することがあります。
仕事の俊敏性を上げることで、リスクを回避すること、クオリティを上げることができ、上長から一目置かれる存在になることができます。
なにより、自分の精神状態的に楽になることができますので、是非意識してください。
細かいテクニックは考えず、まずはスピード!
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